秋田県由利本荘市は、日本海側南部に位置し、日本海・一級河川子吉川・秀麗な鳥海山があり、海・川・山の恵みを受けた自然豊かなまちです。
四季を通して美しい風景が見られ、特に「秋田富士」ともよばれる容姿端麗な独立峰「鳥海山」を中心とした景色が親しまれています。

また、北前船で栄えた港町でもあり、古くから北海道と交易を行い、ニシンやコンブなどが運び込まれていました。

そんな由利本荘市に昔から伝わる工芸品が「本荘ごてんまり」。
３方に房が下がる華麗さが特徴で、桜や菊、花火など、色彩豊かな糸が紡ぎ出す繊細な模様がたくさんあります。
観賞用はもちろん、丸いまりは円満の象徴として、結婚や出産などお祝い品や装飾品としてもおすすめです。

３月２日（土）～３日（日）は、ごてんまりの制作実演や販売のほか、行程の一部の制作体験（有料）があり、完成したごてんまりはお持ち帰りいただけます。

由利本荘市では、全国ごてんまりコンクールが開催されており、その歴史は約５０年を数え、全国から３００点ほどの作品が出品されています。

制作体験を機会にコンクールに出品し、全国からあつまった作品を見ながら秋田を観光してみませんか。