北海道木彫り熊のルーツを探る~八雲と徳川さん~

「熊彫 義親さんと木彫りの熊」出版記念講演会

会期 2019年07月07日(日)
時間 13:00~14:30
場所 函館蔦屋書店2階ステージ
参加費 無料
申し込み方法 申込み不要です。会場に直接お越しください。
定員 40名
講師/先生 大谷 茂之(八雲町郷土資料館/八雲町木彫り熊資料館)
主催 函館蔦屋書店 書籍
共催・協力 ELVIS PRESS
問い合わせ先 0138-47-3771(担当:福島)
HPリンク先 http://elvispress.jp/kumabori/

※上記の会場は、イベント実施中は貸切となりますのでご了承ください。

北海道木彫り熊のルーツを探る~八雲と徳川さん~

「熊彫 義親さんと木彫りの熊」出版記念講演会

 

■イベント内容
かつては、どこの家でも見かけた北海道土産の木彫り熊。そのルーツは、「熊狩の殿様」こと徳川義親公が、八雲の農民のためにスイスより持ち帰った木彫り熊にありました。従来の木彫り熊像を覆す八雲の作家たちの作品を中心に、愛らしく深遠なる木彫り熊の世界を紹介した、『熊彫 義親さんと木彫りの熊』(ELVIS PRESS)の刊行を記念し、本書の執筆者のひとりである八雲町木彫り熊資料館の大谷学芸員に、木彫り熊の発祥からその深化について、実物を紹介しながら、語りつくしていただきます。

■プロフィール
大谷 茂之(おおや しげゆき)
1985(昭和60)年9月14日生まれ

愛知県北名古屋市生まれ。名古屋大学大学院博士課程前期課程で動物考古学を学び、北海道の貝塚発掘調査がきっかけで八雲町に学芸員として就職。新規開館した八雲町木彫り熊資料館の展示を担当し、業務のかたわら木彫り熊と尾張徳川家について調査している。
また個人として、八雲の歴史スポット等を案内する「八雲語りべの会」や、八雲でのジオパークを考える「ユーラップジオパーク構想準備会」に参加し、いわゆる「町の宝物」を掘り起こし広く知ってもらう活動にも携わっている。

「熊彫 -義親さんと木彫りの熊-」
1500円+税

(ISBNなし)
210mm×165mm/80頁/ソフトカバー
2019年3月 第二版

北海道土産の木彫り熊=「八雲の熊彫」として最初にブランディングに成功したのが、徳川義親が支援した現在の八雲町でした。本書はそのルーツを辿るテキスト、インタビューと、柴崎重行や茂木多喜治を始めとする北海道八雲町の作家たちの作品を収録したガイドブック的一冊です。
この本は函館蔦屋書店書籍売場一階の「北海道の本コーナー」に在庫があります。