高橋リサ・創作童話の朗読と絵

優しすぎる魂を見つめて…お祈りのような朗読会

会期 2022年10月02日(日)
時間 【1回目】13:00〜13:45
【2回目】15:00〜15:45
※内容は同じです。
場所 2F ステージ
参加費 無料
申し込み方法 不要
定員 30名
講師/先生 高橋リサ(七飯町・童話作家)
主催 ものがたりや
共催・協力 -
問い合わせ先 090-9744-6437
HPリンク先 https://lisatakahashi924.wixsite.com/lisa

高橋リサ・創作童話の朗読と絵

優しすぎる魂を見つめて…お祈りのような朗読会

 

七飯・道南・東北で、物語表現活動を行う作者が、
自作の童話に絵を添えて、人・物・命の溶け合う世界への旅にお誘い致します。

・・・「童話」について・・・
本当は幸福ばかりではないかもしれない…。
そんな現実と向き合うための、優しい形式である「童話」。
きっとどんな年代の方にも、必要な灯りである童話。
高橋リサの作品は、悪者も敵もそこにない、優しすぎる魂を描く、
そんな厳しい祈りの鐘が鳴り渡るような世界です。

・・・朗読作品のご紹介・・・
初開催の今回は、2つの未出版作品をお届け致します。
●『サラブレッドのチャチャの話』【2021作】
最後のレース。勝てない競走馬チャチャに、ジョッキーの純平さんが言いました。
「おまえの血を思い起こせよ」…その言葉を信じ駆け抜けたチャチャの目に映った、たった一つの世界。
●『テテと花束』【2021作】
心優しい修理工テテ。彼が住む村に、ある朝、銃声が鳴り響く。
「道具はそれが生まれた時は、まだその役割が決まっていない。
道具は最後に人の心を信じて、それを信じて働く子らだ…」
そうしてテテの心には、お爺さん職人の昔の教えが、火のように鳴り響いていく。

・・・作者のプロフィール・・・
高橋 リサ【童話作家】
北海道室蘭市生まれ。七飯町在住。函館市立東高校卒業後、大学進学を機に宮城へ。
作家・作曲家の佐藤三昭氏の物語論に出会い、二番弟子として創作の在り方を学ぶ。
2011年 東北大学大学院教育学研究科(教育哲学)修了後、震災の直前に七飯に帰郷。
以来、童話や音楽劇の脚本の執筆や「Play for PRAY」を掲げた和太鼓鎮魂劇の上演等を続ける。
<近年のこと>
・北海道新聞みなみ風リレーコラム「立待岬」寄稿中(2017年〜現在)。
・第一童話集『いつかおなじ向日葵のしたで』自費出版(2015年・蔦屋書店にて取扱中)
・宮沢賢治作品の音楽朗読劇を届ける「マリヴロン楽隊」所属、宮城や岩手で公演を継続
・和洋融合楽隊「和聲アンサンブル・リオ」「ことの音ユニットNeri」主宰、道南郷里の物語の舞台化
・函館市文学館主催「文学のゆうべ」にて、宮沢賢治から石川啄木への架空の手紙を創作・朗読(2019年)ほか
WEB ▶ http://lisatakahashi924.wixsite.com/lisa

・・・ご案内・・・
2015年に出版された処女作品集、高橋リサ童話集1「いつかおなじ向日葵の下で」も会場で販売致します。